日本製鋼所
環境・社会報告書
「環境問題に関する JSWの環境方針」作成
1993
「環境マネジメント委員会」設置 (ISO14001取得への
取り組み開始)
1997
室蘭製作所、広島製作所 ISO14001認証取得
1998
環境管理活動中期計画 (2001∼2005) 策定
2001
全社環境管理規程 制定 環境報告書発行
2003
創立100周年
2007
全社カーボンマネジメント 会議 設置
2008
第2次環境管理活動中期計画 (2006∼2010) 策定
横浜製作所 ISO14001認証取得
2006
当 社 は 環 境との 調 和 が 社 会 の 一 員 たる 企 業 の 重 要 な 責 務 であることを 認 識し、 環 境 保 全 に 留 意した 生 産 活 動と環 境 保 全 技 術 の 追 求 を 通して、生 態 系と調 和した 社 会 の 持 続 的 発 展 へ の 寄 与 を 目 指して 事 業 活 動 を 行う。
日本 製 鋼 所 の 環 境 基 本 方 針
行動指針
1
: 環境に関する取り組みを組織的に行い、環境保全活動の継続的な推進を図る。2
: 適正な目的および目標を定めて、生物多様性への影響を配慮した環境負荷の低減を図る。3
: 環境保全に寄与する製品およびサービスの社会への提供。ア: 製品について環境および安全衛生を含めた社会的価値の向上に努める。
イ: 環境に係るニーズの把握と技術開発により、環境負荷を軽減する製品およびサービスを提供する。
各事業所共通方針
事業所はその事業内容および地域社会などそのとりまく環境を考慮し、
国際規格に準じた手法により環境方針、環境目的および目標を定めて活動する。
ア: 法規および会社が合意している外部との取り決めの順守。
第3次環境管理活動 中期計画(2009∼2012) 策定
2009
環境データ集計範囲を拡大 (グループ会社、海外拠点)
2012
第4次環境管理活動 中期計画 目標年度
2017
第4次環境管理活動 中期計画
(2013∼2017) 策定
2013
編集方針
この環境・社会報告書は、日本製鋼所がどのよう な考え方で事業活動を進めているか、また環境負 荷を削減するための活動や社会的活動にどのよ うに取り組んでいるかをわかりやすくまとめたもの です。本報告書の作成にあたっては、環境省の「環 境報告ガイドライン」および「環境会計ガイドライ ン」を参考にしています。
報告対象範囲
掲載内容は2016年4月1日∼2017年3月31日 を対象にしています。対象範囲は、株式会社日本 製鋼所および関連会社を対象にしています。環境 パフォーマンスに関するデータは、国内および国 外の製作所ならびに子会社を対象としています。
環境活動の
あゆみ
C O N T E N T S
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●
1
2
3
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5
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8
9
10
12
14
日本製鋼所の環境基本方針
環境活動のあゆみ
環境への取り組み
環境担当役員挨拶
環境マネジメント
環境管理活動
事業活動と環境負荷の状況
環境負荷物質の低減
地球温暖化の防止
廃棄物の削減
環境負荷低減製品
社会への取り組み
取締役専務執行役員
渡邊 健二
当社の環境保全活動は1993年に環境方針を作成して以来、マネジメント委員 会の設置、環境中期計画の策定、ISO14001の取得等の活動を推進してまいりまし た。2013年にスタートした5ヵ年の第4次環境中期計画では、環境活動の対象範 囲をグループ会社、海外拠点へも拡大してJSWグループ全体で中期計画の目標達 成に向けて活動しております。中でも省エネルギー対策と温暖化対策としてのCO2
排出量削減が大きな課題と考えております。
「環境・社会報告書2017」を通じて、JSWグループの環境への考え方、ならびに その活動の成果と今後の取り組みを皆様にご報告いたします。当社の環境管理活 動に対し、皆様方の忌憚のないご意見をお寄せいただければ幸甚です。
今後ともご理解、ご支援を賜りますようお願いいたします。
JSWグループ全体で環境保全活動に取り組みます
環境への取り組み
JSWグループの総合力を発揮し、
地球にやさしいものづくり企業を目指し、
地球温暖化の防止、廃棄物の削減、
環境負荷物質の低減に
グループ全体で
取り組んでいます。
当社は国際社会や地域との調和を図りながら、事業活動を行うことの重要性を認識し、1997年より全社活動として環 境管理活動を推進してきました。1998年に室蘭製作所、広島製作所、2006年には横浜製作所がISO14001の認証を 取得し、環境管理活動の維持向上に努めています。グループ会社の名機製作所、Fine Crystal Precision(S. Z.)、日鋼 YPK商事においてもISO14001を取得しております。
環境マネジメントシステムにおける国際規格ISO14001 の認証を室蘭製作所、広島製作所、横浜製作所ならびに グループ会社の名機製作所、Fine Crystal Precision (S. Z.)、日鋼YPK商事で取得しています。
ISO14001を取得している事業所では、第三者審査登録
広島製作所
室蘭製作所 横浜製作所
●
ISO14001取得状況
事業所のISO14001取得状況
事業所 室蘭製作所 広島製作所 横浜製作所 名機製作所
Fine Crystal Precision 日鋼YPK商事
LRQA JQA LRQA
ASR Intertek
J-VAC
現審査登録機関 取得日
1998年12月18日 1998年12月18日 2006年 9月 4日 2005年 3月 4日 2007年 3月 7日 2005年 2月 7日
審査登録機関 LRQA JQA ASR Intertek J-VAC
:ロイドレジスタークオリティアシュアランスリミテッド :財団法人 日本品質保証機構
:エイエスアール :インターテック :ジェイーヴァック
機関による外部審査と内部監査を年1回以上実施し環境 マネジメントシステムの維持改善が図られているかを確 認しております。
なお、当社およびグループ会社は法令を順守し、2016年 度も法令違反は認められませんでした。
環境管理担当役員を委員長とする環境マネ ジメント委員会で、全社の年度環境管理方 針、活動計画を決めています。各製作所には 環境管理委員会を設けて環境管理活動を 推進し、関連会社を含むグループ企業が一 丸となって環境負荷の低減に取り組んでい ます。
●
環境マネジメント推進体制
組織図
全社環境管理統括者 (環境マネジメント
委員会委員長)
各製作所 環境管理統括者
(製作所長)
各製作所 環境管理責任者
社長
部門、
グループ 関連会社
専門部会
● 省エネ部会 ● 製品部会
環境管理委員会 環境マネジメント委員会
● 各製作所長 ● 研究開発本部長 ● 本社経営企画部門長室長 ● 本社総務部門長 ● 本社環境管理部門
環境管理 委員会
部門、
グループ 関連会社 グループ会社 環境管理統括者
(社長)
グループ会社 環境管理責任者
環境マネジメント
当社では2001年度に初めて環境中期計画を策定して以来、全社で環境管理活動を積極的に推進してきました。2013 年度に新たに第4次環境中期計画(2013∼2017年度)を策定し、環境管理活動の範囲もJSWグループ全体として目 標達成に向けて活動に取り組んでいます。
2016年度は、環境中期計画(2013∼2017年度)の第4 年度であり各製作所ならびにグループ拠点を含めたJSW グループ全体として目標達成に向けて活動しました。
●
2016年度活動目標と実績
法令順守については、環境関連施設および製作所周辺の 環境パトロールを実施、環境保全に係る法規制の適用と 順守・管理状況に異常が無いことを確認しました。
(1)地球温暖化防止の推進 エネルギー使用量削減
輸送エネルギー消費量 削減
(2)省資源・リサイクルの推進 廃棄物排出量削減
(3)化学物質の管理 (4)環境配慮型製品の推進 (5)法令順守
(6)環境マネジメント
環境管理システムの維持 継続
環境マネジメント対象範囲 の拡大
(7)ステークホルダーとの コミュニケーションの推進
原単位2010年度比6%削減を 目標として活動
室蘭製作所 +34% 広島製作所 −18% 横浜製作所 −78%
原単位2010年度比6%削減を 目標として活動
国内輸送に係るエネルギー使用量 34TJ エネルギー使用量原単位 −14%
原単位2010年度比6%削減を 目標として活動
室蘭製作所 −22% 広島製作所 −92% 横浜製作所 −71%
PRTR法に基づき対象化学物質 の移動・排出量を報告
製品の環境負荷削減を推進
法令違反事項なし
ISO14001の認証継続
JSWグループ全体で環境管理 を実施
9月に第14回目の環境・社会報告書を 電子版で発行
達成度
△ ◎ ◎ ◎ ○ ◎ ◎ ○ ◎
原単位2010年度比7%削減を 目標として活動を展開
原単位2010年度比7%削減を 目標として活動を展開
原単位2010年度比7%削減を 目標として活動を展開
PRTR法に基づく対象化学物質の 確実の把握と使用量の削減
設計・開発段階から環境影響の 把握と環境負荷低減を図る
環境関連法規制の順守状況の報告 法規制改正事項等の確実な伝達
環境マネジメントシステムの 自主改善を推進
JSWグループとして環境管理を推進
JSWグループとして各事業所の環境 保全活動状況等の情報提供に努める
エネルギー使用原単位 7%削減
(2010年度基準)
国内輸送に係る エネルギー使用原単位 7%削減
(2010年度基準)
廃棄排出原単位 7%削減 (2010年度基準)
製作所別に定めたPRTR法対象 化学物質の削減目標の達成
製品含有化学物質の全量把握
環境法令違反なし
※評価: ◎ 達成 ○ 達成率80%以上 △ 達成率80%未満
●当社グループ全体で排出するCO2はほとんど全てがエネルギー起源であるため、エネルギー使用量の削減がCO2排出量の削減となります。
原単位: エネルギー使用量や廃棄物排出量などを、出鋼量当たりや売上高当たりなどの特定の単位を基準に換算した数値
重点項目 2016年度実績 2017年度活動目標 2017年度達成目標
2016年度活動実績と環境中期計画(2013∼2017)目標指標
環境管理活動
環境保全への取り組みを定量的に評価する方法として 環境会計を取り入れました。当社の取り組みを下記項目 で集計しました。2016年度の環境保全に係る費用額は
●
環境会計
総額13億4,900万円となりました。これは当社の売上 高の0.6%に相当します。
環境会計(対象期間:2016年4月1日∼2017年3月31日) (百万円)
(1)公害防止コスト
(2)地球環境保全コスト (3)資源循環コスト (4)管理活動コスト (5)研究開発コスト (6)社会活動コスト (7)環境損傷対応コスト
●電気炉、焼却炉の維持・運営 ●工場排水の水質測定 ●工場内指定箇所の騒音測定 ●メッキ排水処理設備更新 ●LED照明の導入
●金属屑、紙類、廃プラのリサイクル ●廃棄物の収集、運搬、処理、処分
●ISO14001の認証維持、従業員への環境教育 ●工場内緑地の維持管理
●環境対応製品の研究開発とその人件費
●既存製品の環境負荷低減のための改良に伴う開発費 ●クリーンキャンペーン活動ほか
●賦課金ほか
183
17
464
92
636
2
16
99
0
460
83
689
3
15
費目分類 主な取り組み内容
合計 1,410 1,349
2016年度費用額 2015年度費用額
グリーン調達
2004年度からグリーン調達への取り組みを始めました。当社の取引先における環境マネジ メントシステム(EMS)の構築状況を把握するため、各製作所の主要な取引先を対象に環境 保全活動の取り組み状況をアンケート形式で調査しました。その結果、回答のあった取引先 の8割がなんらかの形で環境保全活動を実施しているということが判明しました。今後は調 査対象とする取引先の範囲を、全ての取引先まで順次拡げていく予定です。素形材・エネルギー事業部門および産業機械事業部門の製造工程における環境負荷の発生状況は以下の通りです。 当社では、エネルギー、用水などの投入量(INPUT)と製造過程で生じる廃棄物や二酸化炭素、水などの排出量 (OUTPUT)を定量的に把握し、環境改善活動に活かしています。
資 材
● 金属(鉄鋼、非鉄金属) ● プラスチック
● ゴム、木材等
INPUT
OUTPUT
エネルギー
3,054
TJ
用 水
2,215
化学物質
4,901
t
製 造
素形材・エネルギー製品
● 原子炉用鍛鋼部材 ●発電用一体型ロータシャフト ● 火力発電用タービンケーシング
● 石油精製用リアクター ●クラッド鋼板・鋼管 ● 風力発電機
産業機械製品
● 二軸押出機 ● 単軸押出機 ● フィルムシート装置 ● 電動射出成形機
● 中空成形機
● マグネシウム合金用射出成形機 ● エキシマレーザアニール装置
廃棄物総発生量
86,039
TJ
CO2(電力燃料由来)
192,635
廃棄物排出量
12,437
t
リサイクル量
73,602
t
t-CO
2化学物質(排出・移動量)
198
t
CO2(国内輸送)
2,343
t-CO
2排 水
1,603
万
m
3万
m
3廃棄物総発生量のうち
86%
を リサイクルしています。事業活動と環境負荷の状況
各製作所および関連会社では、化学物質をはじめとした環境負荷物質の管理を進め、有害物質の排出削減に取り組ん でいます。PRTR法に基づいて各製作所および関連会社は化学物質の排出・移動量を各自治体に毎年報告しています。 主に製鋼、溶接、メッキ、洗浄、塗装などの製造プロセスで第一種指定化学物質を使用しています。
PRTR法:特定化学物質の環境への排出量の把握等および管理の改善の促進に関する法律
PRTR法に基づいて各製作所および関連会社は、化学物 質の排出・移動量を各自治体に毎年報告しています。
2016年度の化学物質排出移動量は2015年度に比べて 16.1%減少しました。
●
PRTR
室蘭製作所
87 309 412 453
広島製作所
53 57 80 296 300
横浜製作所
80 300
関連会社
53 80 87 88 296 300 304 308 400 412
クロムおよび 3 価クロム化合物 ニッケル化合物
マンガンおよびその化合物 モリブデンおよびその化合物
エチルベンゼン
エチレングリコールモノエチルエーテル キシレン
1,2,4-トリメチルベンゼン トルエン
キシレン トルエン
エチルベンゼン キシレン
クロムおよび3価クロム化合物 6価クロム化合物
1,2,4-トリメチルベンゼン トルエン
鉛 ニッケル ベンゼン
マンガンおよびその化合物
合計
政令番号 排出量
(kg)
2015年度 2016年度
物質名 移動量
(kg) 排出量(kg) 移動量(kg)
室蘭製作所では鉄鋼製品の素材生産が 中心で、主に成分調整、溶接に使用して います。
広島製作所では機械完成品を多く扱う関 係上、主に洗浄、塗装に使用しています。
横浜製作所では機械完成品を多く扱う関 係上、主に洗浄、塗装に使用しています。
室蘭製作所内には給油を行う関連会社 があります。
広島製作所内には鋳造および機械加工、 溶接、熱処理,表面処理関係の関連会社 があり、主に成分調整の物質、洗浄に使 用しています。
0 16 13 0 6,867 321 8,034 427 27,281 687 532 2,104 4,718 38 0 0 2,302 0 53 2 37 53,435 0 13 10 0 6,858 392 8,383 699 30,606 385 268 2,182 5,056 72 0 0 1,872 0 53 2 66 56,917 26,019 73,313 62,739 0 333 18 373 27 9,763 0 0 335 524 7,141 169 0 282 7 147 0 1,141 182,330 19,446 48,466 44,075 15,240 289 17 324 33 9,994 0 0 138 252 1,540 147 0 16 46 55 0 762 140,841 235,765(kg) 197,758(kg) 総合計(排出量+移動量)
化学物質の排出・移動量
ポリ塩化ビフェニル
(PCB)への対応
使用済みのPCB含有廃棄物は「PCB廃棄物特別措置法」*に従い適正に保管・管理し、 届け出ています。今後とも、特別措置法に則りPCB廃棄物の処理を進めていきます。
*「ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法」
各製作所とも、大気汚染防止法をはじめ、条例、協 定などに基づき、特定施設からの排ガスを定期的 に監視しており、排出基準に適合しています。 2016年度のSOx(硫黄酸化物)排出量は合計で 180トンでした。
●
大気汚染物質の排出量
各製作所とも、水質汚濁防止法をはじめ、条例、協 定などに基づき、排水口からの排水を定期的に監 視しており、排出基準に適合しています。室蘭製作 所はCOD(化学的酸素要求量)が、広島製作所お よび横浜製作所はBOD(生物化学的酸素要求 量)が、それぞれの排出基準になっています。
●
水質汚濁物質の排出量
SOx排出量
(t) 300 350 250 200 150 100 50 0 2011 227 2012 252 2013 266 2014 200 2015 193 2016 180
(年度)
横浜製作所 室蘭製作所
●各製作所の 管理状況
広島製作所
COD排出量(室蘭製作所)
(年度) (t) ● 排出許容量*■ COD排出量
1,000 800 600 400 200 2011 28 2010 45 2012 41 41 2013 32 2014 36 2015 32 2016 0
*排出許容量=年間排水量 排水基準
BOD排出量(広島製作所・横浜製作所)
(年度) (t) ■● 排出許容量* COD排出量
10 20 30 40 50 60 70 2011 15 2010 9 2012 12 7 2013 10 2014 7 2015 6 2016 0
*排出許容量=年間排水量 排水基準 2010
エネルギー使用量の推移
関連会社を含めた2016年度の事業活動における総エネルギー使用量は3,054TJ、二酸化炭素排出量は19.3万ト ン-CO2でした。
2016年度の国内輸送に係るエネルギー使用量は34TJ、二酸化炭素排出量は0.23万トン-CO2で事業活動による排出 量の1.2%に相当します。
2016年度のエネルギー使用量は、前年度に対し て1 5 . 9%減 少しました。エネルギー 使 用 量 3,054TJのうち海外拠点での使用量(102.1TJ)は 全体の3.3%でした。各拠点では省エネルギー活動 を積極的に推進して、効率的なエネルギー利用を 進めています。照明器具のLED化も積極的に推進 しております。
●
エネルギー使用量の削減
2016年度の二酸化炭素排出量はエネルギー使 用量の減少にあわせて前年から減少して19.3万 トン-CO2でした。そのうち2.1%(0.4万トン-CO2)
が海外拠点での排出量でした。
各拠点とも効率的なエネルギー利用により二酸化 炭素排出量の削減に取り組んでおります。
●
二酸化炭素排出量
※TJ:T(テラ)は1012、J(ジュール)は熱量の単位。
※2011年度より、室蘭・広島・横浜製作所に加え、国内グループ会社と海外拠点も集計対象と しました。
5,000
4,000 3,000
2,000 1,000
(TJ)
(年度)
0
2011
4,099
2012
4,018
2010
4,869
2013
4,000
■ 室蘭製作所 ■ 広島製作所
■ 横浜製作所 ■ 本社・グループ会社等
2014
3,793
2015
3,633
2016
3,054
35 30 25 20 15 10 5 0
(年度)
※2011年度より、室蘭・広島・横浜製作所に加え、国内グループ会社と海外拠点も集計対象と しました。
二酸化炭素排出量の推移
(TJ) ■■ 室蘭製作所 横浜製作所 ■■ 広島製作所 本社・グループ会社等
26.6
2011
27.5
2012
29.4
2010
27.5
2013
24.2
2014
22.7
2015
19.3
2016
素形材事業と産業機械事業では事業活動に大きな違いがあり、両業種にまたがり事業活動を行っている当社では、製 作所ごとに特有の廃棄物が排出されます。
各製作所では、リデュース、リユース、リサイクル(3R)を基本として取り組んでいます。
3,000 2,500 2,000 1,500 1,000 500
(万m3)
0 廃棄物排出量は、室蘭製作所での整備が一段落したた
め、2010年度から排出量が減少してきております。2016 年度の排出量は前年に比べて3.4%減少しました。全社の 再資源化率は86%になりました。廃棄物排出量の99%は
室蘭製作所からの排出でした。他の製作所では再資源化、 廃棄物の削減の徹底が進み、特に広島製作所では排出量 が減少傾向にあります。
●
廃棄物排出量
2016年度の総用水使用量は2,212万m3、総排水量は
1,603万m3でした。海外製造拠点での用水使用量
(10.6万m3)および排水量(10.3万m3)はそれぞれ全
体の0.5、0.6%%でした。
用水量の99%は室蘭製作所で使用しています。室蘭製 作所では水資源の有効利用に努め、使用量の半分以上 に海水と回収水を使用しています。
●
用水使用量
2014 2,437 2,535 2011 2,825 2010 2,480 2012 2,503 2013 2,405 2015 2,215 2016 ※2011年度より、室蘭・広島・横浜製作所に加え、国内グループ会社と海外 拠点も集計対象としました。
※2011年度より、室蘭・広島・横浜製作所に加え、国内グループ会社と 海外拠点も対象としました。
40,000 20,000 30,000 10,000 (t) 0
■ 室蘭製作所 ■ 広島製作所
■ 横浜製作所 ■ 本社・グループ会社等
上水道
370
工業用水
882
回収水
606
総排水量
2,215
海水
358
(万m3/年)
万m3/年
100 80 60 40 20 (%)
再資源化率 廃棄物排出量の推移
用水使用量の内訳(2016年度) 用水使用量
(年度) (年度)
(年度)
2011 2012
2010 2013 2014 2015 2016
再資源化率:再資源化量/廃棄物発生量 0
77
78 88 86 87 89 86
28,664 2011 14,764 2012 38,554 2010 15,879 2013 13,561 2014 12,874 2015 12,437 2016
廃棄物の削減
クラッド鋼板(鋼管)とは
CRA : Corrosion Resistant Alloy
鉄鋼業の分野として、発電や製鉄等に使われる大型鋳鍛鋼をはじめ、天然ガス採掘や海水淡水化、石油化学産業等に 幅広く使われるクラッド鋼板・鋼管、さらに石油精製用の圧力容器や風力発電機等の製品群を提供し、世界のエネル ギー産業を支えています。
樹脂機械製品としては、高効率動力伝達機構や電源回生機能を備えた樹脂機械製品をお届けしており、これらは消費 電力を大幅に削減し、省エネルギーを実現します。このほか、成形不良品の無駄を省き材料使用量を削減するもの、プラ スチック製品中の揮発性有機化合物(VOC)を低減するものなど、環境に貢献する製品を数多く取り揃えています。
クリーンエネルギーとして需要が高まる天然ガスの採掘 や、世界的に高まる水資源問題を解決する海水淡水化 装置に、高度な圧延技術を活かした、当社製クラッド鋼 板・鋼管が活用されています。
●
クラッド関連
水素と酸素を化学反応させて発電する燃 料電池は、環境にやさしいエネルギーとし て注目されています。燃料電池を搭載した 燃料電池自動車は、二酸化炭素や有害ガ ス排出量を大幅に削減でき、環境にやさし いエネルギーを利用した究極のエコカー です。2014年より燃料電池自動車の一般 ユーザ向けの販売が始まり、燃料電池自 動車に水素を供給する水素ステーション の整備が各地で進められています。水素に 関する研究開発の歴史が40年以上ある 当社でも、水素ステーションの一端を担う 製品として蓄圧器を開発しました。
●
水素ステーション用蓄圧器(エコカー関連)
蓄圧器とは
燃料電池自動車に貯める水素は一回の充填で長い走行距離とする為に高圧仕様 にしています。従い、水素ステーション側から短時間で水素を車にフル充填するに は、蓄圧器を設置し貯める水素をあらかじめ高圧にしておく必要があります。当社 の鋼に関する高い技術力を活かした高耐久性・高信頼性の鋼製水素蓄圧器は安 全に長期間使用することができ、稼働中の高精度な保安検査も可能としています。
ステンレスニッケル鋼など
合金側 耐食・耐熱
鋼材(母材)側強度など 合金と異なった性質 炭素鋼
合金
鋼材
圧着・圧延
世界トップクラスの性能を誇る製品を、型締力35トン∼ 3,000トンまでラインナップしています。駆動部の高性能 サーボモータと、当社独自の制御システムの採用により、 成形品質の安定化を実現します。その成形質量ばらつき は従来の油圧射出成形機に比べ80%も向上しており、 成形不良品の無駄を省き、材料使用量の削減を可能に します。
●
電動射出成形機
省エネルギー面では、高効率動力伝達機構と電源回生 機能により、油圧射出成形機に比べ、消費電力を大幅 (1/2∼1/3)に削減します。特に2015年3月に販売開 始された中型J--ADSシリーズは、省エネ射出シリンダの 採用により、現行J--ADシリーズに比べさらに10%程度 消費電力の削減を可能にします。
近年、スマートフォンやEV(電気自動車)向けとして急速 な需要拡大を続けるリチウムイオン電池。その主要部材 の1つ、安全装置となるシャットダウン機能を持たせた セパレータフィルムは電池の高容量化に伴い、さらなる 高機能性を求められております。当社ではお客様の様々 なニーズに迅速に対応できるよう従来の逐次延伸技術 に加え、2015年4月に同時二軸延伸事業を獲得し、業
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フィルム製造装置
界NO.1の製品ラインアップを確立しました。これによ り、強度や耐熱性を持たせた薄膜高機能セパレータフィ ルムの技術開発が飛躍的に向上し、電気自動車に搭載 される高容量リチウムイオン電池の普及に大きく貢献し ています。今後も電気自動車をはじめとする、環境に寄 与した製品、部材の開発を続けます。
フィルムを縦方向と横方向に同時に延伸。より高 付加価値のフィルムの製造に適している。
同時二軸延伸技術 逐次二軸延伸技術
フィルムを縦方向、横方向に順次延伸。高生産性を要するフィルムの 製造に適している。
広島製作所では、2003年より地域周辺・通勤経路の清 掃活動を毎年春・秋と2回実施しています。
清掃活動は14年25回の記録となりました。清掃活動 15年目となる2017年も地域社会の一員として環境保 全活動を行っていきます。
横浜製作所では、地域貢献活動の一環として、通勤経路 の美化活動を新入社員教育のひとつとして実施してい
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地域交流・貢献活動
るほか、年2回全従業員による構内・外の美化活動も実 施しています。
構外清掃で回収したペットボトルや吸殻などの廃棄物 回収、構内では雑草の駆除などの緑化整備を推進し、廃 棄物は製作所内で分別・適正に処分しています。今後も 継続的に活動を行っていきます。
社会への取り組み
すべてのステークホルダーや地域と調和する企業として、
皆様から信頼される存在となることを目指しています。
広島製作所の活動 横浜製作所の活動
企業市民としての取り組み
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